2020年1月1日あの頃

あのころはニュースで新型のウイルスが…と
TVから聞こえる声を遠くに感じていたが
今は身近な恐怖として日々怯えている。

まぁコロナの状況下でなければ
こうしてブログを書くこともなかった訳だが

2020年1月1日
その日は東京を目指して車を走らせていた
目的地は豊洲だ。
助手席に親父を乗せて
有明に車を止めて徒歩で豊洲に向かったが人気がない
近くに警備員がいたので聞いてみると
年始の休日だそうだ。
言われてみればその通りだなと
妙に納得し
せっかくここまで来たのならと
東京観光でもしようとモノレールに乗って
都内へと足を伸ばしたのだ。

浅草、国立競技場、東京スカイツリーを巡る
親父は年のせいか足に疲れがたまりゆっくりと歩く。
いつもは文句もついて来るのだが
今日は東京を散策して機嫌が良いようだ。

きっとこの頃からコロナは人知れず蔓延していたのかも
知れない。
目に見えないのだから仕方ない。

ただ、職場とか田舎とか狭い世界に囚われるのは
勘弁して欲しい。

スケール感の話ではなく
考え方とか、許容とかの精神的な捉え方として
広く自由に生きて生きたい。

あの日少し思ったこと